二十四節気の立春を迎えた4日朝。冬型の気圧配置や放射冷却の影響から県内全域で最低気温が氷点下となる厳しい寒さとなった。
朝方に氷点下6・6度まで冷え込んだ松本市内。午前10時ごろには暖かな日差しが注ぎ、同市四賀地区の降旗栄道(ひでみち)さん(65)宅の庭では、3日夜から降った雪が解けてフクジュソウが顔を出した。南向きの庭にある約40株のうち15株ほどの花が咲く。「けさは寒かったけれど、寒さは花を長持ちさせるので、楽しみも続きます」と妻の喜久子さん(59)。春の訪れに思いをはせた。
長野地方気象台によると、4日朝の最低気温は、菅平氷点下17・6度、開田高原と野辺山同16・7度、立科同14・3度と平年を4・2~6・1度下回った。主要地点も軽井沢氷点下12・7度、諏訪同8・3度、長野同5・1度、飯田同2・4度と、長野と飯田を除き平年を0・3~2・5度下回った。同気象台は、この寒さは少なくとも6日まで続くとみている。
【写真説明】民家の庭で雪から顔を出し、かれんな花を咲かせたフクジュソウ=松本市赤怒田