伊那市高遠の高遠城址(し)公園から1キロほど南の山際にある勝間薬師堂のシダレザクラが満開になった。同公園の桜と見ごろが重なり、両方を楽しむ花見客でにぎわっている。
国道152号から見上げる位置にあり、高さ十数メートルの2本の木が薬師堂を包んでいる。幕末の安政年間に住民が植えたとされる老木だが、枝の先まで花がぎっしり。2本は花の色が微妙に違い、北側の方が赤みが強い。
名古屋市から訪れた女性2人は「城址公園の濃い色の花や圧倒的な量もいいが、薬師堂とマッチした渋い美しさがある。公園からはしごをして来たかいがありました」と喜んでいた。
【写真説明】勝間薬師堂を包む満開のシダレザクラ