信濃毎日新聞ニュース特集「北京五輪特集」
岩本組、敗者復活戦へ 後半、スピードに乗れず3位
2008年8月11日掲載
08081105.jpg

 日本勢が軽量級ダブルスカル予選に出場し、男子の武田大作(ダイキ)浦和重(NTT東日本東京)組が6分24秒21で1組4位、女子の岩本亜希子(アイリスオーヤマ・岡谷南高―早大・日体大大学院出)熊倉美咲(戸田中央総合病院ク)組は7分5秒67で3組3位となり、ともに12日の敗者復活戦に回った。

<世界のトップと戦っている実感>

 「北京に来て調子が上がっていなかったが、ようやくエンジンがかかった」。女子軽量級ダブルスカルの岩本はこの日準決勝進出を逃したことを惜しみつつも、次の敗者復活戦を見据えた。

 2位までが準決勝に進めるレース。先頭から1艇身以上離されないような展開を目指した。2000メートルのコースのうち1000メートルすぎまで中国に続く2位を維持。後半に入り、「こぐリズムが重くなって」(岩本)スピードに乗れず、デンマークに逆転を許した。

 ペアの熊倉がリズムをつくるコール(掛け声)を出す。熊倉は「コールが力み過ぎたかも。これからは冷静になり、2人の気持ちを合わせたい」。ボート日本代表の細淵雅邦チームリーダーは「いいレースだったが、届かなかった。基礎的な技術をいま一度見直したい」と話した。

 中国、デンマークは日本より格上の強豪。岩本はレース中、展開を考えながら、「世界のトップと戦っている」と3度目の五輪で初めて実感したという。「日本女子ここにあり-というのを見せたい」。そんな意気込みで12日の敗者復活戦に臨む。

(北京10日=松井慎央)

【写真説明】 女子軽量級ダブルスカル予選 スタートする岩本(右)、熊倉組=五輪水上公園(共同)





記事ジャンル

県勢プロフィール

PDF号外

リンク




掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 2008 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun